夢を叶える人がやっている「目標のたて方」

「今年の目標」おぼえていますか?

2022年がスタートし、1月があっという間に過ぎようとしています。

 

ここで皆さん、自分がたてた「今年の目標」覚えていますか??(笑)

たてたはずなのに思い出せない!という方も多いのではないでしょうか。

目標をたててもすぐ忘れる。理由は子ども時代の「学級目標」

「目標をたててもいつの間にか忘れてしまい実現できない」「いつまでたっても夢が叶えられない」「自分はだめな人間だ」と思い込んでいる方は多いです。この理由は実は幼少期にあります。

 

小学校で、新学期になると学級目標というものを立てましたよね。みんなで意見を出し合って学級目標を作り、さらにグループ毎にグループ目標を作ったり。教室には必ず学校の教育目標が掲げてあり、その隣にみんなで決めた学級目標を貼りだしましたよね。

 

でも思い出してください。

 

その目標を叶う努力をするわけでもなく、話題に上がるわけでもなく、3月に精査するわけでもなく、そのまま次の学年に上がりますよね。あんなに大きく貼り出したにもかかわらず・・・。そして作った事すら忘れてしまい、次の学年に上がります。

「目標をたてる」こと自体が目的になっている

こんなことを毎年やっているので、私たちは「目標を達成する」ことではなく、「目標を作る」こと自体が目的になることに慣れてしまっているのです。だから目標をたてたら「もう終わり」となってしまう。目標を作ることは目標を達成する手段であるはずなのに、目標を作ること自体が目的になってしまっているのです。

 

そうなると、目標をたてた時点でなんとなく満足してしまうので、叶わなくてもいいやと思ってしまいます。毎年1月に今年の目標を決めるのにすぐ忘れる、叶わない、という方はこのあたりに原因がありそうです。

目標はたてたら検証しよう

でも、あなたは夢が叶えられない人でも、目標を達成できない人でもありません。「目標の立て方」に問題があるだけです。

 

 

ととのえ心理学の講座でも、毎年一年の初めに目標づくりをします。受講生の方はみなさん夢や目標を叶えられています。

 

中でも印象深かったのは、数年前に再婚され、前夫との間にできたお子さんと今の夫がなかなかうまくいかずお悩みだった受講生の方。

いつか家族写真を撮るのが夢だと話していて、それをその年の目標にしました。そして、心理学をしっかりと学んでくださって家族に上手にアプローチし、とうとう家族写真を撮ることに成功しました!

親子の仲もよくなったそうで、撮った写真を嬉しそうに見せてくださいました。心理学を伝えてよかったと感じる瞬間です。

 

みなさんも、目標をたてる時は「目標をたてること自体を目的にしない」こと、そして目標はたてたら一定の期間で必ず「検証」することです。これをやるだけで、「いつも目標を達成できない」「いつまでたっても夢が叶えられない」という自分から一歩踏み出せますよ。